環境問題
コロナウイルスで困ったことになっていますが、ちょっと気になる効果があったので紹介します。
ヨーロッパでは工場が閉まったおかげで二酸化炭素の排出量が昨年度よりも5%減るという試算が出ているようです。
二酸化炭素は地球温暖化の原因物質の一つです。しかし人間が活動すれば必ず出てしまいます。なので世界の国々は、どうにか二酸化炭素の排出量を減らせないかと考えてきました。
京都議定書という言葉を聞いたことはありませんか?これは、1990年と比べて5%二酸化炭素の排出量を抑えようという話し合いです。しかし2014年の段階で、世界全体では減るどころか約50%ほど増えています。世界人口が増えていることや、発展途上国が経済活動を頑張っていることを考えると、なかなか簡単に削減とはいきません。人類が20年かけてもできなかったことが、コロナウイルスは達成してしまうかもしれません。