ちゃんと寝よう!

ちょっと興味深い記事を見つけました。

https://tarzanweb.jp/post-187463

 

睡眠と記憶の関係についての記事です。詳しくは読んでいただくとして、読まなくても大体わかるように要約しますと、

 

睡眠は、脳の老廃物を除去する効果があることがわかってきたとのことです。

同じ情報量を記憶した後に寝るグループと寝ないグループに分けた実験では、寝たグループの方が思い出せた情報が多かったという実験も紹介されています。徹夜は意味がないということですね。

また、眠りには深い眠りと浅い眠りがあります。

眠りに入ると、まず深い眠りに入ります。これをノンレム睡眠と呼び、ほとんどの記憶や学習能力の向上はノンレム睡眠によってなされていると考えられています。

 

浅い眠りのレム睡眠はというと、情動記憶の強化に関係していると考えられています。ベルがなったら餌がもらえた経験を積むとすると、ベルと嬉しいという気持ちが結び付きます。これが情動記憶です。スポーツでいう試合感覚がこれに当たるのではないでしょうか。技術だけでなく、この場面ではこう動く、と言った情報をいちいち記憶するのは困難です。いわゆる体で覚えるというやつですね。職人の熟練の技と呼ばれるものも、これに該当するかもしれません。

 

学習についても、運動についても、経験についても、睡眠は大きな役割を担っているようですね。体を休めることだけじゃないみたいです。忙しいときこそしっかり寝た方が、パフォーマンスの向上を見込めるんでしょうね。無駄に起きてないで早く寝ましょう。