人口

世界の国別人口ランキング

1位 中国      13.9億

2位 インド     13.5億

3位 アメリカ    3.2億

4位 インドネシア  2.6億

5位 パキスタン   2.1億

6位 ブラジル    2.0億

7位 ナイジェリア  1.9億

8位 バングラデシュ 1.4億

9位 ロシア     1.4億

10位 日本     1.3億

 

人口が多い国はビジネスチャンスが広がります。新しい商品を取り扱う場合、人口が多い国で売る方が買ってくれる人が多いからです。

 

中国は2017年まで一人っ子政策をしていましたが、まだ1位を守っています。それを追いかけるインドですが、近い将来追い抜くと言われていますね。インドは人口を抑制するような政策はしていませんし、文化的にも子供もたくさん持つのが良いという考え方があるようです。

インドとアメリカには越えられない壁が見えますね。アメリカの場合、労働者としての移民を多く受け入れています。働き盛りの移民たちが子供を持てば、出生率も上がります。このような中南米から来る人たちのことをヒスパニックと呼んでいますね。

インドネシアは21世紀に入ってから成長が著しい国です。人口は多いし石油は出るし、今後も期待が持てるでしょう。ただし、地震が多いのが難点です。

パキスタンは情勢的に不安定な国が周りにあるので、難民の受け入れが多い国ですね。

ブラジルはアメリカとの貿易をたくさんしています。W杯とオリンピックで盛り上がるかと思われましたが、アメリカの不景気の影響を受けてしまいました。

ナイジェリアは石油が出ますが、それをめぐって内戦がありました。そのせいで多くの国民が貧困です。

バングラデシュは日本の企業がたくさん進出していますね。ビジネスチャンスを求めて日本語を勉強している人がたくさんいるようです。

ロシアは20世紀末にソ連が崩壊して大不況に見舞われましたが、2010年に入ってから、石油、石炭、鉄鉱石といった資源の売り込みで建て直しに成功しつつあります。やはり資源は大きな武器になりますね。

 

国の人口がわかると、言語人口に繋がります。

世界の主な言語人口

1位 中国語    13億

2位 スペイン語  4.4億(ブラジル以外の南米諸国)

3位 英語     3.8億

4位 アラビア語  3.1億(西アジア北アフリカ諸国)

5位 ヒンディー語 2.6億(インド周辺)

6位 ベンガル語  2.4億(バングラデシュ

7位 ポルトガル語 2.2億(ポルトガルとブラジル)

8位 ロシア語   1.5億

9位 日本語    1.3億

10位 ラーンダ語 1.2億 (パキスタン インド アフガニスタン

 

国別ランキングと一致しない箇所がありますね。複数の国で同じ言語が使われたり、同じ国でも違う言語が使われたりするからです。これからの国際社会では、どの言葉が使えると有利でしょうか。英語以外に、簡単な日常会話レベルで使える程度でもマスターしておくと、ビジネスチャンスが広がるかもしれませんね。

 

また、その国の文化を理解するためには、宗教の理解が欠かせません。

世界の主な宗教人口(宗派別)

1位 イスラムスンナ派    15.3億(イスラム教を信仰するほとんどの国)

2位 キリスト教カトリック   12.4億(南ヨーロッパ ポーランド 中南米諸国)

3位 ヒンドゥー教       10.1億(インド)

4位 キリスト教プロテスタント 5.5億(北ヨーロッパ アメリカ)

5位 仏教 大乗仏教      3.8億(東アジア)

6位 キリスト教正教会     2.8億(東ヨーロッパ)

7位 イスラムシーア派    2.0億(イラン)

8位 仏教 上座部仏教     1.3億(東南アジア)

9位 シーク教                        0.3億(インド)

10位 ユダヤ教                           0.2億(イスラエル

 

宗教は、その国の文化や習慣、人々の考え方にまで影響します。戦争の発端になることもありますが、仲良くするきっかけになることもあるかもしれません。