選挙に行く理由

投票率が低いと言われる昨今、みんなが投票行かない理由は多分

 

・誰に入れたらいいのかよくわからん

・自分1人が入れたところで変わるわけがない

 

こんなところではないでしょうか?

私は選挙権をもらって以来、必ずどの選挙にも行っています。私が選挙に行く理由は単純。

ヤバイやつを当選させたくない

 

問題です。人口100人の村がありました。村長選をします。当選したのは誰でしょう。

候補者は3人

Aさん:現職 今まで通りの感じで村を運営していきましょう。

Bさん:新人 観光業を頑張って村を発展させましょう。

Cさん:新人 財政も厳しいし、隣の市に合併してもらいましょう。私が最後の村長です。

なお、投票率は50%、Cさんには18人の支持基盤があります。

 

Cさんは、村を滅ぼそうとしているので、村人からはあまり人気がありません。しかし18人は確実に投票してくれます。村人は残り82人もいるので余裕、ではないのです。村人のうち、50人は選挙に興味がありません。結果こうなります。

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投票した50人のうち18人はCさんに、のこりの32人がAさんとBさんで割れるので16人16人。Cさん当選です。村人の82%が支持しない村長が誕生してしまいました。支持率18%です。もし、投票率が高ければ、結果は違っていたでしょう。

 

 

ニュースで議員が問題を起こした時に、どうしてこんな人が選挙で勝っているんだろうと思いませんか?それは、少数の支持母体があるからです。どんな人にも、応援する人は必ずいます。支持母体がある人は、投票に行かない人をあてにしているのです。「あなたが選挙に行ってくれなかったおかげで、私が当選することができました。ありがとうございます。」これくらい言われて当然です。

誰に入れたらいいかわからないと言う人は、逆に議員にしちゃいけない人以外に投票してみてください。そしてその夜、結果の特番を見ます。まずはそこから始めましょう。